フローリングについて
フローリングと言ってもとても多くの種類がありますね。
私の知る限りでも、パナソニック、リクシル、ダイケン、エイケンなどなど、さらに住友林業は独自の無垢材もありますし、一条工務店は自社で製造しているようです。
フローリングは大きく分けて三つ
・無垢材
・突板
・シート
に分かれるようです。
無垢材とは天然の木で作られた建材のことです。
メリットはやはり天然の木ならではの質感や香り。
経年によるアジも楽しめます。
住友林業さんのモデルハウスではあえてスリッパを出さずに、無垢材の木の感覚を踏みしめることができます。
デメリットは高価であること。
また、反りなどが生じやすいこと。
汚れやシミが付きやすいなどメンテナンスに費用と手間がかかります。
突板とは合板の上に約2mmほどの厚さの本物の木を表面に張ったものです。
メリットは無垢材よりも比較的安価で無垢材の質感をそのまま再現しながら、欠点であった反りがほとんど出ないこと。
デメリットとしてはやはり経年による劣化やメンテナンスには手間がかかること。
シートタイプとは合板の表面に木目の模様を印刷したシートを張り付けている床材です。
メリットは安価で、木目だけではなく石目のデザインもあり、とにかくバリエーションが豊富で、メンテナンスも必要なく性能が良いです。
デメリットは無垢材のような質感やリアルさが無いこと。
ではどれがいいのか?
これは本当に自由ですし好みですね。
同じ木、例えばチェリーやウォールナットだとしてもメーカーのよって色合いや木目が違います。
質感についても違いますから、ぜひご自分で確かめて選択されることをおすすめいたします。
私自身も、フローリングは無垢材がいいなぁと思っていましたが、費用面やメンテナンス、シートタイプのすぐれている点や、シートタイプならではの特徴やデザインの豊富さ、さまざまな視点から考えました。
特にサンプルの小さな切れ端では実際に張ってみた感覚とやはり違います。
光の当たり方や種類によっても雰囲気が変わります。
これについては住宅展示場やショールームなどで、広い面積で張っているのを確認することや、自然光や室内の電気でどう変わるのかも確認したいところです。
家の床はとても面積が広いですいから、家の雰囲気にも大きな影響があります。
どのような雰囲気にしたいのか?コスト、メンテナンスなどと相談しながらじっくりと決めたいですね。