土屋ホームで家を建ててみた件(案)~寒冷地の家造り

家を建てる過程を綴ってまいります。私もブログを参考にさせていただきましたので、誰かのお役に立てれば幸いです。

10月22日 気密測定

いよいよ待望の気密測定です!

なぜ待望かというと、土屋ホームで家を建てると決めた一番の理由が住宅の性能。

特に高気密・高断熱を実現できるメーカーだと判断したからです。

性能を一番感じるのはおそらく住んだ後のことだとは思いますが、やはり数値でも知りたいですよね。

気密測定で測るのがC値といわれ、要するにどれくらい家に隙間があるのかを測定すること。

建物の隙間面積を延床面積で割ったもので、1㎠あたりにどれくらいの隙間があるかを測定し、数値が低ければ低いほど良い数値で、隙間が少ない家となります。

Q 家って隙間あるの?

A あるんですね。

Qどうして隙間が少ないほうが良いのか?

A 隙間が少ないほうが外気の影響を受けず、冬暖かく夏涼しい家、光熱費が少ない家になります。また、室内を計画的に換気するためには気密はとても重要です。

Q 隙間から外の新鮮な空気が入って良いのでは?

A 外気の影響によって室内の温度や湿度に影響があり、結果結露などが発生しカビの原因となります。そのため、隙間から内部に入った空気は決してきれいなものではありません。

と、私なりの解釈です。

前回のブログでもご紹介した通り特殊な造りなため、果たしていい数値が出るのか。。。

私の希望がC値0.4以下だったためあえて早めに行ってくれました。

感謝してます。

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これが気密を測定する機械。

YouTubeなどでは見てましたが、実物は初めてです。

この機械を使って室内の空気を外に出し、室内を減圧します。

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問題の数値は…

一回目 0.4㎠/㎡

二回目 0.48㎠/㎡

希望よりは若干オーバーしましたが、延床面積約315㎠の建物と考えればかなり優秀だと思います!

さすが土屋ホームです。

kouzenji-zuienan.hateblo.jp

住宅と隣接した納骨堂については仕様が違うのでその影響も考慮すれば十分合格点と言えますね。

おそらく住居部分だけで計測すれば0.3㎠/㎡以下を実現できているのではないかとい思います。

途中の段階で現場を訪れ、大工さんや設計士さんとお話を聞いたり仕事ぶりを見ていると、家の性能に関する自信と、配慮を十分に感じました。

私も簡単に目標値を言ってましたが、実現するのは大変なことなんですよね。

私が言ったから気を付けたわけではなくて、いつも通り作った結果がこれなんですよね。

もちろん数値だけで家の性能を表せるわけではありませんし、バランスが重要だとも思ってます。

しかし、目に見える数値で現れることがとてもうれしく、私が土屋ホームを選んでよかった思えました。

もちろんまだ住んでませんので何とも言えない部分もありますが💦

 

まぁ、欲を言うとすれば、途中で、石膏ボードを張る前にも計測して、最低二回は測定してくれると嬉しいですね。

それだけ施工に自信があるということだと思いますが、実際に計測して数値が悪いと本社から連絡が来るそうで、しっかりと隙間を見つけて対処するのだそうです。

もう一点、これはうちのことではないのですが、規格住宅のリズナスでは測定はオプションとなるそうです。

造りが大きく異なるわけではないので、おそらくリズナスでもいい数値が出ると思いますが、リズナスでも少なくとも一回は計測をしてほしいですね。

 

とにかく、お互いにホッといたしました。